迅速な行動に感謝状 大和市消防本部
感謝状を手にする籾山さんと木下消防長（左）
大和市消防本部（木下弘消防長）は３日、初期消火の協力に対して、大和市中央の籾山（もみやま）武則さん（68）に感謝状を贈った。
籾山さんは昨年10月13日の午後５時頃、大和市中央で発生した建物火災に遭遇。出火建物から煙が上がっていたのを発見し、直ちに建物の居住者に知らせるとともに、近くにあったバケツに水をくみ、初期消火を行った。
大和市消防本部によると、現場は住宅の密集地域。火災の発見が遅れた場合は隣接する建物へ燃え広がる危険性が高く、迅速な初期消火が延焼の拡大を防いだと分析している。
木下消防長は「躊躇することのない行動が功を奏したと考えます。被害拡大を防いでいただいたことにお礼申し上げたい」と謝辞を述べた。
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