いのちの大切さ学ぶ 大和商業で講演会
大和商業専門学校(坂本司校長)で12日、神奈川県警による「命の大切さを学ぶ講演会」が開催された。同校の全生徒299人が参加した。
この講演会は、犯罪被害者やその家族、いじめ被害などの状況を知り、いのちについて考える機会にしようと同校が企画した。
被害者支援センターから講師を招き、実際の事件を題材にしたアニメーションなどを上映した。不良集団に呼び出された少年が数時間による暴行で命を落としてしまった内容で、「いのちはリセットできない。自他のいのちを守ろうとする心、他の人のいのちをないがしろにするいじめなども、見て見ぬふりをしない心を持ってほしい」と生徒たちに訴えかけた。
被害者や残された遺族の心情を知り、泣き出す生徒もいた。公演後のアンケートでは、「犯罪やいじめの恐ろしさを知った」「改めていのちの大切さを知ることができた」と感想が寄せられた。
同校では「テレビの中ではなく、現実に起きている事件を身近に知ることで、考えるきっかけになったと思う」と話している。
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広げよう支援の輪5月3日 |
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