大和市内に勤務する医師や看護師、介護福祉士、管理栄養士、薬剤師、ケアマネジャー、理学療法士などの専門職の人たち、県保健福祉事務所、大和市健康福祉部など公的機関、また、病院、介護、福祉施設関係者など約120の団体・個人が会員になっているのが「大和保健医療福祉ネットワーク」(上田隆一会長)。
2007年に準備会が発足し、同年に正式に設立してから今年で8年目を迎える。市立病院の看護師たちの勉強会から始まった会は、年を重ねるごとに広がりをみせている。
医療や福祉・介護制度の改革の流れが大きくなるなかで、各領域で個々が対応しても自ずと限界がある。領域や職種を超えて業務内容の研修や意見交換等を通して情報を共有し、相互の日常的な連携を図っていこう――というのが会の目的だ。よりよいサービスの提供は利用者の安心につながる。「大和で尊厳を保持して生活ができるように」とメンバーらは熱い想いの下で、運営委員会が中心になり自主運営を続けている。
新会長に楠原氏
同会の第9回総会が6月10日に市地域医療センターで開かれ、事業報告や新年度の事業計画案などの審議に続き役員改選が行われた。新会長には楠原範之氏(大和医師会)が選任された。総会後には講師に小竹雅子氏(東京都世田谷区・市民福祉情報オフィス・ハスカップ主宰)を迎え、「介護保険のいまとこれから」をテーマにした記念講演が催された。15年度介護保険制度改定のいきさつや改正内容の説明を受け、会員らはペンを走らせていた。
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