大和市消防本部はこのほど、7月1日から9月9日まで募集していた来年度市少年消防団の応募者数が、発足以来最多となる189人になったと発表した。
これまでの最多は、2015年度入団の127人。今回、応募者数が大幅に増加したのは、これまで小学4年生から6年生だった入団対象を中学3年生まで拡大したことが大きな要因となっている。その一方、従来の小学4年生から6年生までだけに限っても、134人の応募があり、いずれにしても過去最多を記録したことになる。
市消防本部は、近い将来に大規模な地震が高確率で発生するといわれていることや、今年4月に発生した熊本地震などの影響により、防災に関する意識が高まっていることが要因の一つと分析している。
今回の応募者たちが出席する入団式は来年4月に行われる。そこから1年間、小学生は規律礼式や消火器取り扱い、避難所体験などの訓練を重ねる。また、中学生は基礎訓練に加え、災害時に即戦力となる技術と知識を身につける訓練や、小学生の活動支援・指導も担当する。
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