大和市立病院では、今年１月から社会保険労務士によるがん患者の就労相談を開始する。日時は毎月第４月曜日の午前11時から午後３時まで。予約制。初回は１月23日に実施する。
働く意欲と能力のあるがん患者が「仕事」と「治療」を両立させ、働きつづけられるよう支援することを目的としたこの取り組み。同様の取り組みを開始するのは、県内で８例目。
市立病院ではこれまで、医療ソーシャルワーカーや看護師などが就労に関する相談に対応していた。今回の月１回の社会保険労務士の派遣開始によって、仕事との両立に関する専門的な相談などについての相談受付も可能となり、就労支援体制がより一層充実する。
対象者はがん治療を受けている人、家族。市立病院で診療を受けていない人も可能。会社の制度利用、人事担当者との交渉方法、給付金についてなど幅広く相談を受け付ける。申込みは市立病院地域医療連携室【電話】０４６・２６０・３４１１へ。
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