厚木基地を使った空母艦載機による陸上空母着陸訓練が9月1日から連続して行われた=9月5日起稿。厚木基地を使っての陸上空母艦載機着陸訓練は2012年5月以来5年ぶり。
大和市には1日、防衛省から緊急の訓練であり、硫黄島での着陸訓練が台風の影響でできないことから、1日から6日まで(3日を除く)、厚木基地で訓練を実施する旨、連絡があったという。
訓練機は、空母ロナルド・レーガン艦載固定翼機の全機種(FA─18E、FA─18F、EA─18G、E─2D、C─2A)。1日は午後3時から約3時間、翌2日は朝8時前から約8時間にわたって着陸訓練が行われた。
滑走路の北端から約1Km地点の住宅地で70デシベル・5秒以上の継続音を測定したのは、1日が77回、2日は223回、4日は165回を数えた。
発表を受け、大木哲市長は、厚木基地及び外務省、防衛省を訪れ、在日米海軍厚木航空施設司令官マック大佐、河野太郎外務大臣、小野寺五典防衛大臣に対し、市民生活への影響を考え、全ての着陸訓練を硫黄島で実施するよう直接要請。2日には、厚木爆同、第5次厚木基地爆音訴訟団などが基地前で抗議活動を行った。
折しも3日には、北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)が核実験を行うなど、緊迫の度合いが増す中での訓練となった。
問合せは市基地対策課【電話】046・260・5310。
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