昨年10月、大和市上草柳の特別養護老人ホーム「みなみ風」の施設長に就任した玉城久子さん(56)。「福祉施設の施設長になる人生なんて、全く想定していなかった」と話す。
若い頃はスーツを着てパンプスを履くOLに憧れタイピストとして勤務していたが、結婚、出産を経て退職。子育てと両立のため時間の融通が利くパートを探していたところ、見つけたのが未経験可のヘルパーだった。深く人と接することにやりがいを感じ「この仕事を極める」と決心。40歳を前に福祉専門学校に入学した。10代の同級生に囲まれたが気後れせず励み、介護職への思いは一層強まったという。卒業後は通勤しやすい現施設に入職した。
現在は施設長として、裁量の大きさに責任と喜びを感じている。「介護の仕事を始めるのに遅いことはない。様々な人生経験が全く無駄にならないのが良いところです」
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広げよう支援の輪5月3日 |
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