宮彫りを巡るツアーを中心に様々な企画を検討している上田さん
神奈川県の観光振興に貢献のあった事業所や団体を表彰する「第９回かながわ観光大賞」で、昨年本紙に『大和十龍めぐり』を連載した神奈川探龍倶楽部（上田康史代表）が審査員特別賞を受賞した。
かながわ観光大賞には、市内からこれまでに、第６回で中央林間手づくりマルシェが優秀賞を、第８回で神奈川やまと古民具骨董市が審査員特別賞を受賞している。
探龍倶楽部の上田さんは、大和市を含め県内に３０００あるといわれる寺社のうち、これまでに約２１００を自ら巡り、寺社の装飾彫り物「宮彫り」を分析・調査、紹介している。寺社に興味を持ってもらうため宮彫り巡りツアーや関連企画として御朱印張作り教室などを開催。昨年には、日本の芸術として宮彫りの技巧や美しさを紹介する映像コンテンツ「ＭＩＹＡＢＯＲＩ」を製作、外国人向けに発信している。
なお今回の受賞を記念し、４月14日（日）、午後１時30分から「ＭＩＹＡＢＯＲＩ」の上映会と講演がベテルギウス２階会議室で行われる。入場無料。先着30人。
申込み・問合せは大和市民活動センター【電話】０４６・２６０・２５８６。
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