市民交流拠点ポラリス屋外子ども広場「星の子ひろば」に隣接する緑野青空子ども広場(通称中央林間ツリーガーデン)が、来年22年3月をもって閉園することを中央林間ツリーガーデン運営委員会が6月7日、SNSツールFacebookやメッセージアプリLINEを通じて発表した。
同広場は市営住宅跡地を2006年から市と地元ボランティアが協働事業で管理し、週末には子どもたちが思いっきり遊べるよう自分の責任で自由に遊ぶことを大切にした活動プレイパークも実施してきた。
また12年には転落事故による怪我を理由に市は協働事業の廃止を決めたが、存続を求める署名運動や遊具の改善などにより継続され現在に至る。
暫定利用に終止符
緑野市営住宅を移した後の跡地利用が決まっていなかったこと、ヒマラヤ杉や桜の木など豊かな自然を活かした子どものための遊び場を、と市から中央林間連合自治会への提案を受けて15年前に始まった同協働事業。
しかし星の子ひろばの拡張を軸にした新たな公園を開園するという明確な目的により「空地活用を目的にした事業の役割を終えたため、次年度以降の契約更新をしない」ことを、この3月に運営委員会のメンバーに市こども・青少年課とみどり公園課の両課長から伝えられた。
運営委員長の山崎起世和さんは「15年この広場で培った公園の在り方が、新たな公園でも取り入れられたいいと思う」と話した。会では10年前に埋めたタイムカプセルの掘り起こしや閉園までの思い出づくりなどのイベントの開催に向けて今後、話し合いを進めていくという。
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