市内の駅やコンビニ、公園などに設置されている赤い箱=写真=を目にしたことはあるだろうか?
これは「スタンドパイプ消火資機材」と呼ばれるもの。市内537カ所に設置されており中にはパイプや消火用ホース、常備灯、ヘルメットなど、消火活動に必要なものが一式揃っている。震度5以上の揺れが起こると箱が自動で開く仕組みで、市内1400カ所の消火栓や排水栓に繋いで使用でき、15メートル先まで放水することができる。
大和市では9月1日の「防災の日」に合わせ9月末まで飲食店などにポスターを掲示したり歩道橋に横断幕を掲げたりするなどスタンドパイプ周知のキャンペーンを実施中。
大和市消防本部の担当者は「大和市は住宅密集地が多く、大規模地震が発生したときに建物が倒壊したり、火災が延焼しやすい。そこで問われるのが、市民一人ひとりの消火能力。スタンドパイプは軽く操作も簡単なので多くの人に知ってほしい」と話す。
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