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今月13から15日に案内人養成講座を行った森林セラピー協議会の会長 福沢 義隆さん 七沢在住 68歳

公開:2011年10月21日

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ふるさとの森を愛し伝える

 ○…自然の豊かさや古くから親しまれてきた温泉など、七沢の観光資源を活かす取り組みが、市や地元ボランティア団体などを中心に行われている。その中でも注目されてきたのが「森林セラピー」。4年前にセラピー基地として承認を受け、癒しの森を体験しに七沢を訪れる人は増えている。今月13日から15日にかけて、案内人の養成講座を行った。ガイドの人数を増やしより多くの人々の受け入れに力を入れる。

 ○…「最初はセラピーって何だという感じ。それでも、新しい観光資源の発掘になればと良いという思いだった」と振り返る。市からの提案で始めた取り組みは、リピーターの数も増え実を結び始めている。自身は森林セラピー協議会会長とともに七沢観光協会会長も務める。魅力を発信する立場で嬉しいことがある。それは、市外や県外から訪れる多くの人が『近場にこんな素晴らしい場所があるとは知らなかった』と感想を話すこと。散策イベントなどでは、温泉の割引券を配るなど売り込みを欠かさずに行っている。「魅力が伝われば、また来てくれる人は増えると思う」と口調には自信を感じる。

 ○…七沢で生まれ育つ。幼いころの遊び場は、もちろん里山の自然。戦争ゴッコに秘密基地遊び、活発な子どもだった。薪拾いが日課で、学校から帰ってくると山へ。「当時の年寄りは風呂に入るのが早くてさ、薪で風呂を沸かすのが嫌だったなあ」と懐かしむ。宮大工から始まった七代続く工務店の長男。後を継ぐ気はなく商業高校へ進学するが、卒業後に今の道へ進むことを決意。現在は代表取締役として社員を束ね、歴史を守り続けている。好きな言葉は「和」。何事も一人では何もできない。協力してやることが良い結果に繋がるという。「大自然の癒しに温泉、美味しいものもたくさんある七沢は恵まれている」。ふるさと愛で、さらなる街の活性化に取り組んでいく。
 

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