神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS

創立50周年の記念誌を発行した厚木市山岳協会の会長を務める 高橋 健一さん 三田南在住 73歳

公開:2013年10月4日

  • X
  • LINE
  • hatena

何事も「世のため人のため」

 ○…現在、3団体・約160人が加盟する厚木市山岳協会。立ち上げのときから携わり1985年に会長に就任。四半世紀以上にわたってリーダーとして山の仲間をけん引してきた。歴史を知らない人が多く、後世に残すため協会として初めて記念誌を作成。「50年間にわたり遭難事故がないことが誇り。振り返っていくなかで、歴史を伝えたいという気持ちがより高まった」と話し始めた。

 ○…生まれも育ちも厚木。中学時代は科学部に所属し、ロボット制作や暗室にこもって写真を焼くなど、好奇心旺盛で科学する少年だったという。山登りとの出会いもこの頃。近所のおじさんに連れられて大山に登ったことがきっかけ。真夜中に伊勢原駅を出発して、山頂から見た日の出は今でもしっかり記憶に残っているという。「朝から晩まで自然の中を歩いてまさに体力作りだと思った」と、中学・高校時代は丹沢大山をホームグラウンドとして、山登りに夢中になった。

 ○…高校を卒業後は、厚木自動車部品に入社。生産管理部門を歩んできた。入社後間もなく、会社の山岳部立ち上げにもかかわった。それが縁でボーイスカウトや青少年の健全育成、社会教育など、幅広く地域のボランティア活動に携わってきた。座右の銘は「世のため人のため」。子どものころ父君から教わったことだという。「山岳協会の活動はライフワーク。みなさんの心と身体の健康づくりのお手伝い」と話す。

 ○…血気盛んだった20代のころは、沢登りや岩登り、雪山にも入り「ピークハント的」だったという。今は自然の恵みや仲間に感謝しながら月に平均3回は山行する。「仲間がいてできることがある。一人ではできない。仲間がいての人生だよね」と頷く。これからの目標について、「体力の続く限り自然に触れ合いたい。遠くの山に行かなくてもいい、近くの公園にでも行きたい」と目を細めた。妻・娘と3人家族。
 

厚木・愛川・清川版の人物風土記最新6

平居 拓也さん

5月18日まで鳶尾「もりや亭」で鉛筆画を展示している

平居 拓也さん

厚木市森の里在住 39歳

5月3日

小川 貴司さん

4月に発足した厚木市消防本部日勤救急隊の隊長を務める

小川 貴司さん

厚木市寿町在住 45歳

4月26日

澤本 徹さん

4月1日付けで厚木市立病院の救急センター長に就任した

澤本 徹さん

厚木市七沢出身 52歳

4月19日

横田 和道さん

厚木警察署長に就任した

横田 和道さん

厚木市内在住 59歳

4月12日

野口 昌子さん

40年にわたり高校生に茶華道を指導し今も厚木北高で続ける

野口 昌子さん

厚木市出身 88歳

4月5日

平山 享さん

清川村煤ヶ谷駐在所勤務となった

平山 享さん

清川村煤ヶ谷在住 47歳

3月29日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 5月3日0:00更新

  • 4月26日0:00更新

  • 4月19日0:00更新

厚木・愛川・清川版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年5月4日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook