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「ロス・パドレス」のリーダーとして公民館まつりで南米民族音楽演奏を披露する 松橋 久郎さん 岡田在住 58歳

公開:2014年10月24日

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何ごとにもトコトン

 ○…1997年結成のアマチュアのフォルクローレ「ロス・パドレス」のグループリーダーとして、8人のメンバーを束ねる。フォルクローレは、スペイン語で民族伝承を意味し南米音楽のことをいう。グループ名はスペイン語でお父さん。演奏を聴いた人の口コミで広がり、市内外に出張している。愛甲公民館で11月2日、「コンドルは飛んでいく」などを南米民族音楽で披露する。「日本人の心に響く音楽。大地に培っていた何かが体に融合される感覚」とサラリと話す。

 ○…音楽へのきっかけは意外だった。40歳のとき、新宿でペルー人が民族楽器のケーナを吹いていた。「一緒にいた部下に吹けないでしょう、と言われたことが悔しくて。頭にきたからやり始めました。もうトコトンやってやろうと」。楽器を3千円で買って、通信教育で学ぶとあれよあれよと上達。のめり込んでいった。その部下の結婚式で演奏し「見返した」と笑う。民族衣装を着て、強烈なインパクトだった。相手の両親が喜んでくれたことが何よりも嬉しかったとしみじみ。

 ○…グループ結成後の初演奏は東名中。ここでも一山。東名中に通う子どもから「パパが出るんだったら学校いかない」と。先生が”説得”して何とか事なきを得たそう。今回、初めて娘さんが聴きにくるとか。「緊張する」と何だかそわそわして落ち着かないと話す様子がとてもチャーミングだ。これからの目標は、楽器の製作と演奏の指導をやっていくこと。「希望はオンリーワンになってみたい」

 ○…東京文京区生まれ。体調を崩し、55歳で水道製造メーカーを退職。「何でも首を突っ込んじゃう」と話す。趣味は多彩。男の料理教室に通い、遠くで働く妻に変わり夕食を担当。大学時代は茶道部。楽器をバラし、イチから作ってしまうほど精通しているが「茶道はフォルクローレよりうるさいかもしれない」。この人の場合、もうすでに”オンリーワン”の域だ。

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