創設の志を胸に伝統を守り継ぐ
▽子どものころから親子例会などで親しんでいたロータリークラブ。「自分もいつかはこのメンバーの一員になるのかな」と思っていたという。亡き父もそして兄もロータリアンだった。「そうやって時代を継承しながら、新しい仲間が増えていく。奉仕と親睦の精神を繋ぐ一人でありたい」。歴史と伝統のクラブの新会長として気を引き締める。55年をかけて築いてきたクラブの礎に急激な変化を求めるのではなく、世の変化に柔軟に対応しながらも常に原点回帰していきたいとの思いから、今年度のテーマは「守り継ぐ伝統」とした。毎週の例会を重んじ、思いやり、友情、助け合いの精神をより醸成し、奉仕につなげていく。
▽入会は8年前。自身いわく「自分はヘンクツ」。いろいろな角度で物事を見て備えるタイプ。誤解されることも多い。「そんな自分も入会以来、諸先輩方に支えられてきた」。筋が通っていれば大きな懐で受け止めてもらった。「自分もロータリアンとしてより背筋を伸ばして行きたい」。現在、社会福祉法人神奈川やすらぎ会の副理事長。両親の築いてきた福祉の精神を受け継ぎ、古き良き地域の絆、家族の絆を守っていきたいという信念のもと、昨年、保育事業にも挑戦。福祉の未来も模索する日々だ。
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