一体感持ちともに活動を
▽「ロータリークラブは人生の学校であり、道場」。26年間の活動の中で感じたことだ。会長として、組織の一体感を大切にしようと「共にロータリー活動をしましょう!」を1年間のスローガンに据えた。その上で「入りて学ぶ」「出でて奉仕する」「フェローシップ」の3つを活動の旗印に掲げる。それぞれ、例会による自己の研鑽と啓発、学んだことを奉仕として実践する、好意と友情の気持ちで活動を共にする、の意だ。
▽今年度はロータリー財団が100周年を迎える。節目の年に公共イメージのアップを目的として計画しているのが、一般向けの公開教養講座。「年2回、秋には初回をやることができれば」と話す。台湾からの交換留学生の受け入れも今年の事業のひとつだ。
▽ラガーマンだった高校時代、病で入院を余儀なくされた時に読みふけったのが「テレフォン人生相談」でおなじみ加藤諦三氏の人生論。そこから哲学の道に興味を示し、大学の卒論はカントの認識論。いわく、趣味は「考えること」。「物事の本質は何か、真実は何か」に思いを巡らせる。「ロータリークラブも、本質を求め続けて続けているのかもしれないね」と。趣味のゴルフでは、考える間もなくオヤジギャグを連発する一面も。
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