厚木版 掲載号:2018年9月14日号
  • googleplus
  • LINE

9月27日にオープンする「暮らしの保健室あつぎ」の室長を務める 島崎 菜穂子さん 山際在住 57歳

敷居下げて「もっと広めたい」

 ○…昨年6月に厚木市立病院を退職。定年まであと4年足らず。周囲からは「もったいない」と声をかけられた。それでも、ずっと思い描いてきた夢を目の前にして、胸は高鳴るばかりだ。「病気で悩む人も、そうでない人も、だれもが気軽に相談に訪れることができる場所があったらいいなと思ってきた。それが『暮らしの保健室あつぎ』としていよいよ実現できるところまできた」と感慨もひとしおだ。

 ○…「暮らしの保健室あつぎ」のオープンに向けて、5年前に始めたのがケアカフェ。医療を中心に、さまざまな業種の人が集まり、一つのテーマに沿ってフラットに意見を交わす。これまでに延べ300人が参加。ここでできた繋がりが暮らしの保健室の土台になる。「専門職同士が繋がっていかないと1人を助けられない」。さまざまな悩みを解決するための本気度が伝わってくる。

 ○…横浜市生まれ。結婚を機に厚木に移り住んだ。しかし、30代で夫ががんで他界。女手一つで2人の娘を育て上げた。「泣いている暇もなくて、生きるのに精一杯だった」と回想すると、「心から泣けるようになったのはここ10年くらいかな」と振り返る。子どもの時から、顕微鏡でミクロの世界を見たり、宇宙を見るのが好き。医学を学び、医療業界に就職すると、がん細胞を調べる細胞検査士として勤めた。

 ○…全国に50以上あるという暮らしの保健室。多くが看護師や保健師が運営をしている。「看護師でなくてもできる。敷居を下げてもっと広めたい」と力を込める。そのための仕組み作りにもこだわった。「まちの企業にサポーターになってもらい、助成金に頼らないで運営する。それでもできるように、良い見本にならないと」。夢のスタートはここからだ。

厚木版の人物風土記最新6件

猪熊 正美さん

あつぎ起業スクールの講師として第1回から市民の起業を支えている

猪熊 正美さん

9月7日号

渡辺 絢乃さん

結成10周年記念コンサートを開く女声合唱団・ヒーリングフレンズの代表を務める

渡辺 絢乃さん

8月31日号

内村 陽介さん

8月25日に開催される第4回国際介護ロボット博覧会の実行委員長を務める

内村 陽介さん

8月24日号

松隈(まつくま) 豊さん

8月11日の「かながわ山の日」イベントを主催する

松隈(まつくま) 豊さん

8月10日号

横内 謙介さん

あつぎ文化芸術特別大使として市内の文化振興に尽力する

横内 謙介さん

7月13日号

森屋 昭一さん

4月から厚木市大規模災害サポート隊の隊長を務める

森屋 昭一さん

7月6日号

厚木版の関連リンク

あっとほーむデスク

厚木版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

盤上の静かなる戦い

盤上の静かなる戦い

囲碁将棋大会の参加者募集

9月30日~9月30日

厚木版のイベント一覧へ

最近よく読まれている記事

コラム一覧へ

厚木版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2018年9月14日号

お問い合わせ

外部リンク