厚木市短歌会の会長を務める 北村 純一さん 厚木市妻田東在住 79歳
溢れる情熱創作に注ぐ
○…五・七・五・七・七の31音で構成される短歌は「感じたことや自分の思いをストレートに表現できるのが魅力」と話す。父親も務めた厚木短歌会の会長にこのほど就任した。「短歌に触れる機会を増やしていきたい」と意欲を燃やす。6月22日(土)に、睦合西公民館で勉強会を開催する。親子二代に渡り会の発展に尽力する。
◯…最初は俳句だった。小学校3年生の時に作った作品が、俳句を趣味にしていた父親から褒められたことで夢中になりその後、新聞に取り上げられるほどの腕前に。短歌は大学生になってから始めた。「7・7の14文字があることで表現の領域が広がった」。俳句と短歌の奥深さを知り共に夢中になった。「俳句も短歌も日本語の美しさを求めているという点では一緒」と評する。
◯…生まれも育ちも厚木市。大学卒業後は銀行に就職し、窓口業務では、声質の良さと元気さから接客に定評があった。「お客様の立場になり、最善の策を提案することだけを考えた」と振り返る。最後は、支店長を務めた。退職後は経営コンサルタント業に転身。飲食、病院、建設などさまざまな会社の経営に携わった。今年から厚木市の広報を担う市民リポーターとして活動を開始。滑舌の良さから年齢を感じさせない若さがにじみ出ている。移動は基本自転車で、ウォーキングも日課にしている。
◯…日本舞踊、津軽三味線にも精通する。全国各地で開かれる俳句や短歌の大会で、数多くの受賞経歴を持つが、結果に自惚れることなく日々の創作は怠らない。「継続することが一番大事。思ったことや感動したことなどがあるとすぐに頭に浮かび、言葉を紡いでいく。創作は私にとっての喜びの一つ」と情熱はあふれている。
ロボット企業交流拠点ロボリンク神奈川県の「さがみロボット産業特区」の取組みで生活支援ロボット発展へ https://www.pref.kanagawa.jp/osirase/0604/robolink/index.html |
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3月14日