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4月から本格始動する松蔭大学女子駅伝部の初代監督を務める 中野 幹生(よしお)さん 松蔭大学職員 35歳

公開:2011年2月18日

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笑顔まぶしいお茶目な監督

 ○…7年前に発足し、箱根駅伝初出場を目指している男子同様に、選手集めやチームのベース作りなど、全くゼロの状態から大学女子駅伝日本一を決める『全日本大学女子駅伝対校選手権大会(杜の都駅伝)』出場を狙う。「陸上選手として、また、選手を陰から支えるトレーナーとして培ってきた自らの経験をいかして指導することができる。その機会を得ることができ、楽しみで仕方がないです」と笑顔で話す。創部初年度は部員3人。きめ細かい指導で「卒業後も陸上競技を続けたい」。そう思ってくれる選手を育成していく。

 ○…昨年3月、トレーナーを務めていた『トヨタ車体女子駅伝部』が廃部となり、次の方向性を模索していた。そんな折、松蔭大学駅伝部監督で学生時代の先輩でもある近藤重勝さんに相談したことがきっかけで、女子駅伝部監督へ就任することに。「これまでの経験をいかすことのできる仕事が見つかりうれしかった」とその時のことを振り返る。

 ○…和歌山県出身。3つ上の兄の影響で、中学から陸上競技を始める。高校は陸上強豪校の県立和歌山北高校へ進む。「箱根駅伝を走る兄の姿を見て自分も走りたい」。その思いから兄と同じ神奈川大学へ進学。大学ではケガに泣かされるも、キャプテンという大役を務めた4年時には『箱根駅伝』で総合優勝を果たす。卒業後は、陸上の強豪『雪印乳業』へ。その後『佐川急便』へ所属を移し、29歳で現役を引退した。

 ○…現在は大学職員として働きながら、4月からの女子駅伝部の本格始動に向け準備中。一男一女、奥さんとの4人暮らし。「良い写真をお願いします。もう昔みたいに格好良くとは言いませんから」とお茶目な一面も。「指導経験が浅いので、選手とともに自分も成長していかないとダメです」と自らを鼓舞する。第一関門は、部員集め。そして『杜の都駅伝』の予選会でもある『関東大学女子駅伝』での上位進出だ。
 

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