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厚木市 救急出動が過去最高 9882件 今後も増加傾向

公開:2012年1月13日

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 昨年1年間の救急出動件数が過去最高の9882件だったことが、厚木市消防本部のまとめでわかった。1日平均の出動件数は27件で、約53分11秒に1回の割合で救急車が出動したことになる。

 昭和35年の開所以来、これまで救急出動件数の最高を記録したのは、平成17年の9881件。今年は、それを1件だが上回る過去最多を記録。昨年と比べると242件増加している。事故種別ごとでは、急病が6082件で全体の61・5%を占め、次いで交通事故が1285件で全体の13%、一般負傷が1248件で全体の12・5%の順になっている。搬送人員も9316人で、こちらも過去最多人数を記録。前年に比べ294人増加している。

 同本部の分析によると、急病患者搬送人員の49パーセントを65歳以上の高齢者が占めていることから、高齢化社会によるニーズの増加を原因に挙げている。また、入院の必要の無い軽症者の搬送人数が前年と比べ406人増加しており、、救急性の低い傷病者の増加も原因に指摘した。

 同本部では、そうした原因を背景に救急隊の出動件数は今後も増加すると予測しており、昨年4月から日勤体制だった北消防署睦合分署の救急隊を24時間の当直体制にし、増加する緊急需要に対応している。

 尚、昨年1年間で、消防車が出動した火災件数は83件となっており、前年に比べ19件の増加。火災種別では、建物火災が37件で全体の44・6%。出火原因の件数を多い順にみると、放火(疑い含む)が16件、たき火8件、火遊び6件と続いている。火災による死者は4人。傷病者は10人。
 

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