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「平成の大山街道、大山みち写真展」で厚木市長賞を受賞した 江藤 正さん 市内飯山在住 63歳

公開:2012年2月17日

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飯山を愛するのんびり屋

 ○…県央やまなみ地域の新たな魅力発見を目的に初開催された写真展で、厚木市長賞に輝いた。「まさかという気持ち」と心境を語る。審査対象は、大山街道、大山みち及び大山を紹介した写真。受賞作の「目じるし(榎の古木)」は、自宅から歩いて5分のところにある、大山へ向かう巡礼道の分岐点を写した1枚。撮影は11月末。古ぼけた石の道標の隣に、大きな榎の古木が写真いっぱいに広がる。奥に写るのは小鮎川だ。

 ○…「写真は出かけたときに撮るくらい」と話すが、カメラ好きの友人の影響で大学の頃から一眼レフを手にしていた。「絞りや露出を調整したり、昔は写真を撮るにも技術が必要でした。フィルムだと何枚も撮れないので、一発勝負だと気合が入りましたね」と当時に思いをはせる。愛機はオート機能付きの小さなデジカメに変わったが、今も昔もよく撮るのは風景の写真。国内外の絶景を数多く撮るのが今後の目標だ。

 ○…飯山に生まれ、飯山で育ち63年。子どもの頃の遊び場といえば小鮎川だった。「川遊びばかりしていた。鮎も釣ったし、洗濯も川でやった」と話す。それまでの落ち着いた表情が一転、熱を帯びた少年の顔になった。写真に収めた巡礼道も見慣れた風景。「30年前は道標にも文字が刻まれていたけど、もう読めないね」。勤務先は厚木市役所。窓口など事務系部署を担当し、定年まで勤めた。現在の趣味は山登り。元旦のご来光は毎年地元の白山で見る。大山にも何度も登った。お気に入りの撮影スポットは「紅葉」と「大山寺」。旅行も好きで、各地を夫婦で巡った。昨年は下北半島から東北を旅し、被災前の三陸鉄道をカメラに収めた。

 ○…自称のんびり屋。日の出や日の入りの撮影ではしぶとくシャッターチャンスを待つ。山登りのほかに、社会人になってから始めたのがテニス。今でも毎週続けている。「強豪」の市役所ソフトテニス部ではなく、硬式テニス部の出身。
 

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