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厚木市下津古久にある神奈川県総合防災センターの所長 児玉 秀行さん 横浜市西区在住 57歳

公開:2012年3月9日

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心は熱く 指揮はクールに

 ○…東日本大震災は平成7年に同センター開設後、最大の災害。所長に就任して約1年を迎えたときの出来事だった。翌日からのべ534人の緊急消防援助隊員の宿泊受け入れや被災地への救援物資の搬出入を実施。しかし混乱はなかったという。「消防のプロが揃っているし日々訓練をしている。これは最大の強み」とクールな表情で振り返る。

 ○…県職員を志したきっかけについて、少し照れながら挙げた人物は長洲一二元神奈川県知事。「大学在学中に長洲教授が県知事に就任して。とても碩学で、そういう方のいる行政の一員になりたかった」と懐かしそう。県の商工、環境農政などの部署を経験し現職へ。防災関係の職務は初めてだったが、不安はなかったという。「仕事の分野は違う。でも今までトレーニングしてきたことを当てはめればいい」と淡々と話す。これまで真摯に仕事に打ち込んできたからこそ生まれる自信だろう。

 ○…併設する消防学校の校長も兼任。昨年8月には全学生を連れて気仙沼市でがれきの撤去作業をした。消防人としての使命感を養って欲しいとの想いから企画したものだ。基本的に指導は教官に任せる。「だって校長先生に呼び出されたらプレッシャーでしょ」とニヤリ。でも大事な教え子は気にかかる…。そこで考えた方法は”当直日誌”のチェック。「学生は辛いと直接言わないが、悩んでいると訓練を休む回数が増える。そういう子は教官に早めにフォローするように伝える」と、一歩離れて見守る。「横浜市を除く消防職員のうち約1割は教え子」と声を弾ませ、熱い一面をのぞかせる。

 ○…1時間超の通勤時間は専ら読書。小説から地方自治制度に関する書籍まで幅広く好み、視野を養う。また市民に防災への関心を深めて欲しいと、昨年の防災フェアで津波の高さを体験できるブースを設置。今年1月にはセンター内に耐震ベッドの展示を行うなど、普及啓発にも力を注ぐ。
 

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