個性が輝く場所
▽１９７０年に日本で６番目、県内で初めて認証された歴史ある団体。40歳代から80歳代まで会員は35人。今年のテーマに「教育を通して女性と女児にアンテナを向けて、地域との連携」を掲げる。「まずはソロプチミストの活動を知って頂いて、協力して頂きたい。足元からしっかり固めていきたい」と丁寧な口調で話す。女子中高生を対象として、将来の夢を支援していく『夢を拓くプログラム』や、今年設立した『キャリア・サポート奨学金』などを通して、女性と女児の自立を支援する。
▽２００３年に入会。きっかけは知人からの紹介だった。ソロプチミストの醍醐味は、それぞれの個性が輝いている場。「素晴らしい出会いがあって、自分たちを磨きながら進んでいく他にはない会だと思います」と語る。「素晴らしい方ばかりなので私は引継ぎのような気持ちで、次の方へバトンタッチする気持ちでお受けしました」と会長就任の気持ちを打ち明ける。
▽山梨県出身。結婚を機に厚木へ。それまでは地元の病院で栄養士として働いていた。趣味は日本画を描くこと。奈良が好きで、よく一人歩きに出かけるという。「平安時代の彫刻を見ると、つなげていくことがどんなに大事かと思います」。妻田西在住。
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