「森の里ハロウィーン」を主催する森の里小学校区子ども会育成連絡会会長 吉冨 彰さん 森の里在住 59歳
子どもを育むのは地域
○…あしたはハロウィーン。本厚木駅前ではパレードがあるが、それ以前からイベントを行っていたのが森の里地区だ。仮装をし、スタンプラリー形式で地区内を回る「森の里ハロウィーン」は今年で7回目。役員の母親のアイディアで始まり、年間行事の中でも最大規模を誇る催しにまで成長。仮装をして歩き回る子どもたちを温かく見守る大人も増えた。今年はさらに対象を拡大し、自治会にも参加を呼びかけ、子どもからお年寄りまで地域で楽しめる催しを企画する。
○…「ここ数年、親子で仮装をして参加する人が増えてきました。今年は森の里30周年ですし、子どもからお年寄りまで色んな人に来てもらおうと思っています」。すでに参加申込みは約240人。「昨年を超えるペースですね」と笑みを見せる。初めの頃は手探り状態からスタート。「2回、3回と重ねるごとに、スムーズに。そこは役員のお母さん方だけでなく、ジュニアリーダーや高学年の子どもたちが一緒に手伝ってくれるおかげです」と、集まった力の大きさを語る。
○…会長になって今年で8年目。市内でもトップクラスの加入率を誇る子ども会をまとめる。大変では?という問いに「まとめ役だとは考えていないんですよ。役員の方がやりやすいように、負担がないようにというだけ」と冷静に話す。「子どもって親の言うことより、他人の言うことのほうが聞いたりするんですよね。そういう意味でも地域で育てるということを目指したいし、そう思う人が多い場所なんじゃないかな」。
○…鹿児島県出身。結婚を機に27年前、森の里へ移り住んだ。長女の小学校入学をきっかけにPTAの父親委員会の委員に。そこから派生したグループ「POF(パパズオブフォレスト)」の一員として、行事の度にピザを作って振る舞っている。「POFの中で私は番頭さんかな」と、チャーミングな笑みを浮かべる。妻、2人の息子の4人暮らし。
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