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“ロボットのまち”世界にPR 厚木市 国際展に初参加

経済

公開:2015年12月4日

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展示コーナーの様子((株)エルエーピー提供)
展示コーナーの様子((株)エルエーピー提供)

 東京ビッグサイトで明日12月5日(土)まで開催中の、世界最大規模のロボット見本市「2015国際ロボット展」。同展に今回、厚木市内でロボット産業に関わる企業や大学、共同事業体と市が連携し、初めて出展している。

 国際ロボット展は、ロボット技術のさらなる発展を目的に開催されるもの。国内外400を超える企業・団体が産業用ロボットをはじめ、最新の介護・福祉や災害対応ロボットを出品する。主催は一般社団法人日本ロボット工業会など。

 出展の主体は、市ロボット産業推進協議会。メンバーは、あつぎものづくりブランドプロジェクト「ATSUMO」、ロボット研究開発拠点都市推進プロジェクトチーム「アトム」、神奈川工科大学、東京工芸大学、日産自動車株式会社、さがみロボット産業特区推進センター、神奈川県県央地域県政総合センター、神奈川県総合リハビリテーション事業団、厚木商工会議所、厚木市の10団体。加えて、個別出展する市内の株式会社エルエーピーとロボットゆうえんちの協力を得て、共同でブースを設ける。

 厚木の「ロボット力」が展示されるのは、同展の中に設けられた神奈川県エリア。各団体が所有するロボットや、活動を紹介する動画やパネルを展示し、厚木のロボット産業力のPRと、販路拡大をめざす。出展予算は200万円。

ロボ産業をけん引ATSUMOとチームアトム

 今回の国際ロボット展への参加が実現したのは、県央地区のロボット産業をけん引してきた、ATSUMOとチームアトムの行ってきた活動が大きく貢献している。

 ATSUMO(中村幹夫会長・会員数27)は、市内の中小製造業企業を中心に、2013年に設立。今回は、ヒト型歩行ロボット「ロボコロ」をメーンに、ロボット数体を展示する。中村会長は、「ロボコロの次にめざすのは、”メイドイン厚木”商品の開発。今回の共同出展で、地域が同じ方向にまとまったのが良いことですね」と話した。

 チームアトム(井浩二代表)は、市内の製造業ではない経営者6人と専門家2人が介護・福祉ロボットの開発を行う。さがみロボット特区初の商品化となった、手指のマヒに対するリハビリ補助機器「パワーアシストハンド」はすでに約300機を出荷。同機器を主軸に、今後の商品化を目指す機器を出品する。幹事長の北村正敏さんは「いよいよ厚木市として動き出すことができた。これを機に、他団体の参加がより増えていってもらいたい」と笑顔で語った。

ATSUMOとロボコロ
ATSUMOとロボコロ
チームアトムとパワーアシストハンド
チームアトムとパワーアシストハンド

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