懇親会で再会を懐かしむ参加者たち
今年度60歳を迎えた厚木市民らが一堂に会する「あつぎ60歳実年式」が１月17日、中町のレンブラントホテル厚木で開かれた。この日はフォークソンググループ「ＧＡＲＯ」の元メンバー、大野真澄さん（66）をゲストに迎えたトークショーや、懇親会を通して参加者同士の交流を深めた。
この催しは、昨年２月１日から行われている市制60周年記念事業の１つ。厚木市と市制60周年記念事業実行委員会が主催した。
参加対象者は１９５５年４月２日から56年４月１日までに生まれた市内在住者・出身者とその家族で、市は約２５００人に案内を出したという。
この日は２部構成で行われ、１部で行われた大野さんのトークショーには約３００人が参加。大野さんは「60歳を過ぎても青春。悔いのない人生を送ってほしい」などとエールを送った。
また大野さんはヒット曲『学生街の喫茶店』をはじめ『あの頃のまま』、『君の誕生日』などの演奏を披露し、参加者たちは青春時代を懐かしんだ。
２部の懇親会にも２００人を超える来場があった。会場では厚木市の60周年の歴史を振り返る写真の展示や記念映像が映し出されたほか、参加者同士食事を楽しみながら交流を深めた。
市内中学校同窓会幹事で、厚木中学校卒業の林田洋子さん（60・水引在住）は「同じ年に生まれ、共に育ってきた仲間と、こうした形でお会いできてうれしく思います」などと感想を話した。
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