神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

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厚木市子ども会育成連絡協議会の会長を務める 若杉 重美さん 上荻野在住 59歳

公開:2017年5月5日

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子ども会の重要性呼びかけ

 ○…現在、厚木市内の子ども会の数は85。会員数は3131人(4月20日現在)だ。会員対象は小1〜6年生。子ども会育成会はその子ども会の活動を支える保護者らの組織だ。若杉さんが会長を務める通称「市子育連」は、1962年発足。子ども会育成会の相互の連携を高め、子ども会活動の発展を支援している。

 ○…いま29歳の長男が小1のころ、子ども会の廃品回収に参加したところ、当時の会長に声をかけられたのが育成会に入ったきっかけ。以来20年以上活動に携わっている。地域の単位子ども会育成会、小学校の校区子ども会育成会の会長を経て、市子育連の会長になって6年目。

 ○…近年、全国でも加入率の減少が地域の課題になっている。「それぞれの地域の子ども会をなんとか続けていこうと頑張っている保護者の方々の存在が本当にありがたい」と言葉に力がこもる。市子育連の役目は「そんな保護者の人たちを支えることでもある」と。

 ○…加入率の低下の背景には、時代の流れもある。保護者の共働き、子どもたちも塾や習い事で多忙な日々。子ども会は子どもが社会生活を経験する貴重な場。「地域で安心して子どもに過ごしてもらうためにも、なくてはならないんです。親御さんにとっても貴重な経験になると思う」。保護者でなくとも子ども会のサポートは可能で、現役を引退したシニア層などが協力することもできる。年間を通して「子ども会サポーター制度」も導入。協力してもらえる方はぜひ声をかけてほしいとのことだ。

 ○…荻野小、中、厚高と進んだ生粋のあつぎっ子。荻野小は「上分校、下分校って分かれていてね。3年までは分校だったんだ」と懐かしげ。実はインドア派で趣味は読書。ジャンル問わずの活字好き。次女は小学校の先生に。教師になったのは(子ども会活動に熱心な)「お父さんの影響」と「チラっと聞いて嬉しかった」と頬を緩ませた。

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