神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS

6月14日に愛川工業クラブの第6代会長に就任した 川合 章夫さん 愛川町春日台在住 73歳

公開:2019年6月28日

  • X
  • LINE
  • hatena

苦難が企業を強くする

 ○…神奈川県内陸工業団地への進出企業と地元企業を繋ぐことを目的に、1973年に誕生した愛川工業クラブ。当初は視察旅行や親睦ゴルフなどが主だったが、時代とともに活動も変化し、現在は直接仕事につながるビジネス異業種交流会も開催する。会員数は41社。会長就任に「しっかり実績をあげたい。新たに経営塾を開始し、補助金の獲得や働き方改革、IT推進などで企業のステップアップを支援したい」と、言葉に熱を込める。

 ○…満州大連生まれ。大学卒業後は父が設立した大器機械株式会社に入社。同工業団地への進出とともに1970年に愛川町へ。建設機械やトラック用エンジンの部品などを手掛け、実績を重ねた。順風満帆かと思いきや「愛川の工場ができた時、当時約2千万円の機械を3台導入したら、その後すぐにオイルショック。仕事が半分になっちゃった。今振り返れば大変だった。でも、だいたい10年に一度くらいは大変な事が起こるもの。それを乗り越えていく事で、企業は強くなっていくんです」。眼光は鋭く光る。

 ○…2016年に長男が代表取締役を継ぎ、自身は取締役会長に。「人手不足だから」と笑うが、気が付いたことがあるとすぐに行動するフットワークの軽さは健在。「後継者不足で悩む企業も多いなか、ありがたい」と目を細める。「でも会社に居ると、つい口を出したくなっちゃうんだよなぁ」と苦笑する。

 ○…わき目を振らず走り続けた日々を支えてくれた妻への恩返しが今の楽しみ。「長期旅行に連れて行ってあげられなかった。『これからは月に1回連れて行く』って約束したけれど、今も年2回くらいかな」。運転免許はずっとゴールド。「運転できるうちに色々な場所にいってみたい」。柔和な笑みに夫婦愛が滲む。

厚木・愛川・清川版の人物風土記最新6

平居 拓也さん

5月18日まで鳶尾「もりや亭」で鉛筆画を展示している

平居 拓也さん

厚木市森の里在住 39歳

5月3日

小川 貴司さん

4月に発足した厚木市消防本部日勤救急隊の隊長を務める

小川 貴司さん

厚木市寿町在住 45歳

4月26日

澤本 徹さん

4月1日付けで厚木市立病院の救急センター長に就任した

澤本 徹さん

厚木市七沢出身 52歳

4月19日

横田 和道さん

厚木警察署長に就任した

横田 和道さん

厚木市内在住 59歳

4月12日

野口 昌子さん

40年にわたり高校生に茶華道を指導し今も厚木北高で続ける

野口 昌子さん

厚木市出身 88歳

4月5日

平山 享さん

清川村煤ヶ谷駐在所勤務となった

平山 享さん

清川村煤ヶ谷在住 47歳

3月29日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 5月3日0:00更新

  • 4月26日0:00更新

  • 4月19日0:00更新

厚木・愛川・清川版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年5月4日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook