神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS

きょうからつどいカフェもりや亭で初の古布服展を開催する 鳥山 洋子さん 厚木市三田在住 79歳

公開:2021年7月16日

  • X
  • LINE
  • hatena

布に命を吹きこむ

 ○…きょうから9月25日まで(金・土のみ)、厚木市鳶尾のつどいカフェもりや亭のギャラリーで自身初の『古布服』展示会を開催する。今年の春前に同所で開かれていた個展を見に訪れた際に着ていた古布服のコートがもりや亭のオーナーの目にとまり、「自分で作っており、たくさんある」と話したことから、展示会を勧められた。「これも古布服のご縁」とうれしそう。今回は作りためたものから70点余りを展示する。

 ○…60歳のころに数々の古布服作品を発表していた故中山しずえ氏の展示会に赴き魅了され、海老名市で開かれていた同氏主宰の教室に入門し学んだ。「手の込んだ素晴らしい作品に感動した」という。最初のうちは特に母親の残した古布に触れ、温もりを感じたり、思い出に浸りながら作っていた。今は古布を見ると新たなイメージが湧いてくるという。作る上でそこにずっとあるのは「布と語らい」だ。

 ○…古布服を楽しむ一方で、それを始める前から絵画も続けている。こちらは定期的に展覧会に出展する一方で、「以前は油絵を描いていたけど、近年は水彩画をゆっくり描く程度」という。また、高齢者施設にボランティアで絵画指導をもしている。現在はご主人と二人暮らし。ご主人について「絵を描いたり古布服を作ることについても何も言わずに自由にさせてくれている。また、お願いすると手伝ってくれるなど協力的で、感謝ですね」と笑う。

 ○…「これまで描いたり縫ったりという活動をコツコツしてきて出会いにも恵まれた。作った古布服も着てもらわなければ意味がないので、似合いそうな方に差し上げ、喜んでくれるのが一番うれしい」。これからも目の前にある布に命を吹き込んでゆく。

厚木・愛川・清川版の人物風土記最新6

平居 拓也さん

5月18日まで鳶尾「もりや亭」で鉛筆画を展示している

平居 拓也さん

厚木市森の里在住 39歳

5月3日

小川 貴司さん

4月に発足した厚木市消防本部日勤救急隊の隊長を務める

小川 貴司さん

厚木市寿町在住 45歳

4月26日

澤本 徹さん

4月1日付けで厚木市立病院の救急センター長に就任した

澤本 徹さん

厚木市七沢出身 52歳

4月19日

横田 和道さん

厚木警察署長に就任した

横田 和道さん

厚木市内在住 59歳

4月12日

野口 昌子さん

40年にわたり高校生に茶華道を指導し今も厚木北高で続ける

野口 昌子さん

厚木市出身 88歳

4月5日

平山 享さん

清川村煤ヶ谷駐在所勤務となった

平山 享さん

清川村煤ヶ谷在住 47歳

3月29日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 5月3日0:00更新

  • 4月26日0:00更新

  • 4月19日0:00更新

厚木・愛川・清川版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年5月3日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook