厚木市関口地区の県道42号沿い、長坂立体の道路擁壁に11月13日、20mの壁画が完成した。依知南地区地域づくり推進委員会をはじめ、地元自治会や小中学校の生徒らが協力して制作。落書き防止に効果が期待される。
2010年に開通した、市道関口才戸橋線に繋がる座間荻野線(県道42号)上にある長坂立体。同所の擁壁には多くの落書きがされていたが、2016年から市民ボランティア団体と市が主導で落書き消しと、その防止になる壁画制作を開始した。
県道擁壁の片側が終了した2018年から、依知南地区地域づくり推進委員会が事業を引き継ぎ、もう片面の擁壁への壁画制作が始まった。昨年はコロナで中止となったが、約120mの擁壁に毎年20mずつ壁画を作成していくという。
11月13日の壁画制作には、同会をはじめ、地元自治会、依知中学校の生徒・教職員ら90人が参加。壁画のデザインは依知・依知南小の3年生児童が「将来の夢」をテーマに描いた絵をもとに依知中美術部が原画を考えた。1日かけて作業は終了。参加した依知中の明松由唯さんは「壁画を描いたのは初めて。このような活動で落書きが無くなってほしい」と話す。また同会の星野一郎会長は「今後も地域で協力して壁画を増やしていきたい」と話した。
厚木・愛川・清川版のトップニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
|
<PR>