名刺には名前や連絡先をはじめ、自分の「キャッチコピー」や趣味、簡単な紹介文なども入れることができる。これまで90人近い市民が依頼した
逗子市は、今年度から地域活動に取り組む市民に対し、無料で名刺を作成、提供するサービスを行っている。自治会や市民団体の会合など、地域活動の様々な場面で市民同士の交流に役立ててもらうのが狙いで、これまでに約90人が作成を依頼。市担当課では「地域での自分のＰＲや仲間づくりに役立ててほしい」と話している。
「地域活動に役立てて」
名称は「わたしのふれあい名刺」。市のふれあい活動圏創生事業の一環とし、今年度予算に３万円を計上。昨年から準備を進め、今年４月からスタートした。
大きさは一般的な名刺大でモノクロ。市内在住か在勤であれば、一人につき20枚まで、年齢や所属を問わず無料で作成できる。地域活動に利用しやすい仕立てになっているのが特徴で、名前や住所、連絡先のほか自分自身の「キャッチコピー」や趣味、受け取った人への簡単なメッセージなども掲載することができる。「野球が好きです」「一緒にお花を楽しみましょう」「何かお手伝いします」など仕事の肩書きではない文面を添えることで肩肘張らない人脈作りに役立ててもらおうというわけだ。完成品には「３度の飯よりハワイアン」「湘南の風 風力３」「カラス カニ合戦！」などユニークなものが並ぶ。
市が主催する「まちづくりトーク」などでは、初めて顔を合わせた市民同士が自己紹介をかねて手書きの紹介文を見せ合っていたが「もっと気軽に自己紹介してもらえるツールがあれば」と考案した。作成時にはデザインやレイアウトなど好みにも応えてくれるほか、担当職員がキャッチコピーや紹介文作成の相談にものってくれる。市民からの反応も上々で、これまでに90人近い市民がふれあい名刺の作成を依頼したという。「ぜひ個性的な名刺を作って、話題を拡げるきっかけにしてもらえれば」と担当職員。
依頼は所定の申込み用紙（市ＨＰからダウンロード）に必要事項を記入し、市民協働課【FAX】０４６・８７２・３００３（担当細野さん）まで。または直接同課窓口まで。詳細は同課【電話】０４６・８７３・１１１１まで。
|
|
＜PR＞
逗子・葉山版のトップニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
|
|
