景観フォトコンテスト 492点の力作集まる グランプリに新宿の礒貝さん
逗子市が昨年10月から作品を公募していた「逗子ステキ発見!景観フォトコンテスト」がこのほど終了した。景勝地など地域の魅力を再発見しようという取り組みで、1年間で市民らから寄せられたのは492点。先月19日には表彰式が行われ、グランプリには新宿在住の礒貝高弘さんが撮影した「夕照の不動碑」が輝いた。
コンテストは市が目指す「景観資産登録」の活動の一環。まちの景観を将来に残すことを目的に、3期に渡って1年を通じた四季折々の写真を募った。
市では、開催にあたり専用のホームページを設置したほか、フェイスブックなどSNS(ソーシャルネットワーキングサービス)を活用し大々的にPR。応募状況や秀逸な作品などを随時伝えた。さらに期間中には景観資産候補をめぐるウォーキングツアーや写真の撮り方講座などタイアップ企画も用意するなどし、初めての開催ながら500点近い作品が集まった。
表彰式に先立って行われた展示会では、一次審査を通過した作品を一堂に展示。市内の古寺など歴史的建造物や逗子海岸、披露山、小坪の街並みなどを題材にした力作揃いで、市担当者も「期が進むに連れて作品の質が上がったように感じる。コンテストの反響も大きく、参加者から続けてほしいという声もあった」と手ごたえを話している。
表彰式では期間賞をはじめスポンサー賞、市長賞、市民による投票上位3作品の28作品が入賞。グランプリを含む入賞作品は同フェイスブックページなどから閲覧することができる。
市では今後、寄せられた写真をもとに資産として登録する景観を選定、検討していくという。
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