葉山町はこのほど、長柄にある町立南郷中学校にあったブロック塀を撤去し、フェンスを新たに設置した。6月に発生した大阪北部地震でブロック塀が倒れ、小学4年の女児(9)が亡くなったことを受けたもの。町では引き続き、危険ブロック塀の撤去を呼びかけている。
このブロック塀は同中学校のプールとバレーボールコートの間に2011年11月、町が設置した。高さが2・4m。約60cmのコンクリート基礎の上に、約1・8mのブロック塀が積まれていた。
女児が犠牲になった高槻市立小学校のプールのブロックと構造が似ていたうえ、建築基準法施行令で定められた2・2mを超えており、学校関係者が町教育委員会に報告。生徒が近づかないようテープを張るなどしていた。
町は「今後は民有地も含めブロック塀の撤去に向けた啓発を行い、補助制度の見直しも検討していきたい」としている。
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