葉山町はこのほど、家族を亡くした町民が役場内で円滑に事務手続きを進められるよう、ワンストップで対応する「おくやみサポート窓口」を設置した。必要な書類等が一目でわかる冊子も作成。町役場で配布しているほか、ホームぺージでも公開している。
「おくやみサポート窓口」が今月1日からスタートした。家族を亡くした町民が多岐にわたる事務手続きをワンストップで完結できるよう庁内で連携を図り、心理的・事務的負担軽減を目指すもの。
窓口は町役場1階1番窓口(町民健康課・戸籍相談係)に設置された。来庁者は着席して相談することができ、必要に応じて各課から職員が出向くという。
また、これに合わせ、死亡届提出後に必要となる各種手続きや持参する書類などを明記したパンフレットを作成した。
対象となる事柄や手続き内容、期間や手続きを行える人、必要なものを項目ごとに一覧化しており、それぞれを担当する課も明記。町役場ではできない年金手続きや自動車、相続税、土地家屋の名義変更などについても事務所等の連絡先を紹介するなど記載情報に工夫を凝らした。冊子は役場で配布しているほか、町ホームページでも公開している。
山梨崇仁町長は「職員の接遇能力向上につなげたい」と話した。
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