星座にまつわるエトセトラ おおぐま座・こぐま座
おおぐま座・こぐま座は春を代表する星座とされています。でも、この2つは北の空を反時計回りに回っているので、いつでも見られます。今の季節は夕方、北の空の下の方からだんだん沈み、また朝方に昇ります。
ギリシャ神話で、この2匹は親子。「おおぐま座」は、女神の呪いで熊に変えられ、息子と引き離された母親です。猟師として成長した息子はある日、森を歩いていると、大きな熊に遭遇します。その熊はお母さんでしたが、彼はそんなことはつゆ知らず、あわてて弓を引こうとします。それを天から見ていた神は、親殺しをさせるわけにはいかないと、息子も熊にして、2匹とも天にあげてしまいます。それがおおぐま座とこぐま座なのです。今年、ブナの実やどんぐりが不作で、熊が、夕方と朝方に人里に出てくることが多いそうです。まさに、夜空と同じです。
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