神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
逗子・葉山版 公開:2024年3月15日 エリアトップへ

うぇるま まちのコミュニティー目指す 4月から本格始動

スポーツ

公開:2024年3月15日

  • X
  • LINE
  • hatena
プログラムの一つモルック
プログラムの一つモルック

 一般社団法人葉山町スポーツ協会(林俊司会長)が運営する総合型地域スポーツクラブ「うぇるま」が、4月から本格始動する。スポーツを通じて、葉山町が掲げるウェルビーイング(心身ともに健康で社会的にも満たされている状態)なまちづくりに貢献しながら、新たなコミュニティーづくりを目指す。

 地域総合型スポーツクラブは、スポーツ庁が推進する「人々が、身近な地域でスポーツに親しむことのできる新しいタイプのスポーツクラブ」。子どもから高齢者まで、さまざまなスポーツを、それぞれの志向・レベルに合わせて、地域住民が自主的・主体的に運営する。

 同協会は2022・23年をプレオープン期間として、プログラムを実践しながら内容の充実や指導者の確保に取り組んできた。4月からは地域住民に運動を習慣化させるため、ヨガ・ピラティス・バレエエクササイズ・ビーチ太極拳・卓球・バレーボール・ゴルフ・ビーチテニス・合気道・体操&ウォーク・ラジオ体操を実施。また、仲間づくりや趣味としてだれでも楽しめる、ボッチャ・モルック・キンボール・ロイヤルビーチラン・バドミントン・インディアカ・詩吟・防波堤釣り・囲碁・絵手紙・ダンスを用意した。

 さらに、スポーツ界の重要課題の一つ、パワーハラスメントの予防・啓発を目的に「NO!スポハラ」を宣言。独自の取り組みとして指導者の約束事「スポーツ指導 コミット5」(【1】暴力・暴言・差別の撤廃【2】一方通行指導の排除【3】パーソナライズ指導【4】成長主義【5】共育共創)を制定した。4月以降、スポハラ相談窓口を設置するとともに、1年間かけて、12回にわたる指導者教育セミナーも開催する。

課題は山積

 スタートはするが、直面する課題はまだ多い。まず認知度の向上。次に会員の増大。そして施設の充実。特に施設について、同協会の前田裕司理事は「葉山は他の地域のように拠点となる専用施設がないことが一番の問題」と懸念する。課題解決に向け、今年1月には約10人の町議会議員と意見交換会を実施した。一方、それを逆手にビーチを会場にするなど、地域の特性を生かしたプログラムの開発につながったという側面もある。

 同クラブは現在、24年度の前期登録を受け付け中。入会金は1000円(公式LINEに登録すると無料)。年会費は一律1万1000円で、どのプログラムにも参加できる。詳細はうぇるまウェブサイトを参照。

 問い合わせは葉山町スポーツ協会事務局【携帯電話】070・8478・5076

本まぐろ直売所

4/26~5/6は休まず営業、毎月第2・4土日は特売日!

https://www.yokosuka-honmaguro.com/

<PR>

逗子・葉山版のトップニュース最新6

1600年前のロマン解禁

長柄桜山古墳群第一号墳

1600年前のロマン解禁

整備完了、式典に180人

4月26日

未来に残す文化資源

逗子文学年表

未来に残す文化資源

有志が調査、編集

4月26日

葉山に新たな観光資源を

ビーチキャンドル

葉山に新たな観光資源を

森戸海岸で初開催

4月12日

青ジャンパー、駅前で19年

逗子観光推進の会

青ジャンパー、駅前で19年

「若者に案内続けてほしい」

4月12日

災害時、トイレ備えは

本紙アンケート

災害時、トイレ備えは

逗子、葉山ともに足りず

3月29日

子どもの笑顔のために

小坪小150周年

子どもの笑顔のために

5月25日に記念イベント

3月29日

あっとほーむデスク

  • 4月26日0:00更新

  • 4月12日0:00更新

  • 3月29日0:00更新

逗子・葉山版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

逗子・葉山版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月26日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook