葉山町 副町長に山本氏 庁内部長職から抜擢
昨年5月から空席になっていた葉山町の副町長職に議会事務局長の山本孝幸氏(59)が就任することがこのほど決まった。17日、町が提出した人事案に町議会が全会一致で同意した。任期は4月1日から2018年3月31日までの4年間。
4月1日、就任へ
副町長のポストをめぐっては、07年から空席が続いており、「円滑な行政運営のため必要な役職」として12年7月に県内では初となる全国公募を実施。公共政策や行政経験に実績のある人物が同10月に就任したが、その後わずか8カ月で「政策に対する意見の相違」などを理由に辞任。その後再び空席が続いていた。
これらの経緯を受け、山梨崇仁町長は庁内から副町長を選任する人事を検討。12日の議会運営委員会で財政課長、総務課長などを歴任するなど行政経験の厚い山本氏をあてる人事案を示していた。
同議会では17日の本会議で一般会計当初予算案など16議案を可決。予算案には同氏の年間給与約1055万円も計上されている。
主な略歴
1954年10月生まれ(59歳)。葉山町長柄在住。早稲田大学教育学部を卒業し、1978年に葉山町採用。財政課長、総務課長などを経て、2011年4月から現職。
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