起業や創作、地域イベントの企画などを行う高校生や大学生に活動の場を提供しようと、逗子市内のコワーキングスペースが卒業まで無料で使えるパスを提供する。現在、応募を受け付けており、関係者は「お互い刺激しあい、地域にも良い影響が生まれたら」と期待を寄せる。
今回、企画したのはJR逗子駅近くでコワーキングスペースDoer(ドゥアー)を運営する中西豪さん(桜山在住)。
中西さんは都内の不動産会社に10年間勤めた後、独立。現在は逗子を拠点にDoerの運営やコンサルティング事業などを行っている。
企画したきっかけは、今年の10月、県立逗子高校が地域連携教育の一環で行っている「地域インタビュー」へ協力したことだった。生徒たちが地元で活躍する社会人に仕事の大変さや、やりがいを聞くなか、中西さんが同じ質問をすると「やりたいことだけではなく、好きなこともない」という言葉にショックを受けたという。「これからは技術で世の中を変えていく時代。不平・不満ばかり言う『消費者』ではなく、社会を自ら変え、創造する『実行者』になってほしい」と人数を限定し、無料でスペースを提供することを発案した。「何かを実現したいと思っている人はぜひ、応募してください」と呼びかけている。
逗子葉山に在住、在学の高校生(3人)と大学生や専門学校生等(3人)が対象。勉強のための場ではなく、被災地支援や地域活動、起業など社会的、創造的な活動をする場としての利用が条件。期間は所属する学校を卒業するまで。
場所は逗子市逗子1の5の21第2菊池ビル3階(マクドナルド裏、1階が洋菓子店)。希望者は来年1月末までに氏名、年齢、「現在実行していること」もしくは「実行したいこと」をまとめ、【メール】info@rebranding.tokyoへ。詳細は【携帯電話】050・5327・7606中西さんへ。
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