星座にまつわるエトセトラ リュウグウ
浦島太郎が竜宮城から玉手箱を持って帰ったように、12月6日には、はやぶさ2が小惑星「リュウグウ」から、サンプルが入ったカプセルを地球に持ち帰ってきます。
「リュウグウ」は火星と木星の間の小惑星帯ではなく、地球と火星の間を公転するような軌道を回っています。つまり、地球の近くです。大きさは約900m。形はイギリスのロックバンドQueenのギタリストで天文学者のブライアン・メイ氏による立体視画像でも分かるように、そろばんの玉のような形をしています。小惑星にはいくつか種類があり、前回はやぶさが行った「イトカワ」は岩石が主なS型小惑星。「リュウグウ」はC型と呼ばれ、水や有機物を多く含むと考えられています。太陽系が誕生した約46億年前の水や有機物が今も残っていると考えられ、太陽系の誕生と生命の秘密に迫れると期待されています。
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