逗子市役所1階ロビーで30年にわたって営業してきた「ともしびショップ青い鳥」が1月末をもって閉店する。コーヒーや甘味、弁当などを提供し、市役所を訪れる人たちの憩いの場として親しまれていた。
1991年から、逗子市手をつなぐ育成会が運営を担い、知的障害を持つ20人に就労の場を提供してきた同店。ここでの経験を糧に、他の職場へ就職した人も多いという。運営委員長の常盤裕子さんは、「障害福祉の制度や環境が充実し、親の会である育成会が直接支援する役割は終えても良いのではと判断した」と閉店の理由を説明。現在働く2人の当事者の就職先を確保し、決断したという。閉店の知らせが市の広報に載ると、惜しむ声が相次いで寄せられた。常盤さんは「支えてくれた方たちへの感謝の気持ちでいっぱいです」と話している。営業は平日午前11時〜午後2時。
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