葉山町は株式会社ジャパンタイムズが主催する「Sustainable Japan Award」における「Satoyama」部門で優秀賞を受賞した。英字新聞でも取り上げられ、「環境のまち・葉山」を広く世界に伝えた。
この賞は英字新聞を発行する同社が2017年から行っているもの。持続可能な社会の維持、実現のために取り組む企業や団体、個人を表彰し、その活躍を国内外に発信することを目的に行われている。
今年度の最優秀賞は株式会社野村総合研究所。そのほかにも名だたる企業・団体が受賞するなか、町は自治体で唯一の選出となった。
受賞理由として、葉山町は町民や事業者と連携・協働し、町独自の環境配慮活動をしていることが挙がった。特に、1996年から行っているビーチクリーンや、ゴミと資源物の分別区分が27と、県内最多の分別収集を行っていることなどが高く評価された。
9月15日には都内で表彰式が行われ、山梨崇仁町長は近年の取り組みも紹介。2020年には日本で初めての「プラスチックフリービーチ」を達成したことや19年9月にはSDGsの目標達成のための行動項目「はやまクリーンプリグラム」を開始。公共施設へのウォーターサーバーの導入やマイボトル利用の促進を実施していることを説明し、今年からは「はやまエシカルアクション」を始動させ、ホームページで環境や人、社会、地域に配慮した取り組みを実施している事業者や団体を紹介していることを伝えた。
山梨町長は「これまでのビーチクリーンやゴミの分別回収といった町民の方々の取り組みが評価を受け、世界に発信されてうれしい」と話した。
また、町は11月30日(水)まで、「エシカルPRコンテスト」を実施中。環境や人、地域に配慮した取り組みをインスタグラム上に投稿するもので、1月には表彰式を予定している。詳細はイベント名で検索。
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