小田原城北工 山内さん 二連覇、二冠 砲丸投げは19年振りに県高校新
陸上競技のやり投げで一昨年から記録を更新し続け、昨年インターハイに出場し活躍した城北工業高校の山内愛さん(建設科・3年)。全国高等学校総合体育大会の県予選で再び大車輪の活躍を見せた。
山内さんは5月12・13日に相模原麻溝公園競技場で行われた総体県予選、女子やり投げで48m53で2位以下に5m近くの差をつけ優勝した。翌週末の19・20日に横浜市営三ツ沢公園陸上競技場で行われた砲丸投げでは13m72という自己ベストを記録し、19年振りに大会記録を塗り替えた。円盤投げでも2位。昨年の同大会に続きやり投げでは2連覇、砲丸投げと2冠で県MVPを獲得した。
「今回の砲丸投げは自信があった。ベストが出せると思っていた」と山内さんは振り返る。3月に肘をけが、やり投げの練習は封印し、砲丸投げと円盤投げの練習にひたすら取り組んだ。中学時代に全中連で全国制覇した砲丸投げ。「再びじっくりと取り組んでみるとやっぱり面白かった」という。様々な先生に師事を仰ぎ、投げ方を改良した。鈴木充顧問に「こんな直前に変えることはない」と止められたが、彼女の中では「はまれば記録が出せる」と確信していたという。
記録更新砲丸投げ
当日、砲丸の予選の3投は以前の投げ方で12m後半を叩き出す。この時点で2位以下を大きく引き離していたが、顔を知る審判員から「せっかく山内のために14mのラインを引いたのに」と声を掛けられ火が付いた。試行錯誤して練習したフォームに変更し、5投目。手応えは無かったものの14mラインの手前まで伸びる大投てき。19年振りの大会記録更新だった。
プレッシャーとの戦い
1年生の時に、やり投げをはじめて数か月で歴代記録を大幅に更新し、大物新人として早くから高校陸上界でもてはやされた山内さん。陸上専門誌で大きく扱われたり、時には携帯電話で突然写真を撮られたりということもあった。特別扱いされる「あの山内さん」という像にプレッシャーを感じていたという。昨年は故障に泣かされ、納得のいく結果は出せていなかった。大会に出るのも嫌な時期もあった。
全国のライバルたちが記録を伸ばし、やり投げで50m超えを投げる選手が頭角を現してきた。「下剋上じゃないけど、やってやる。追われるより追う方がやりやすい」と闘志を燃やす。次は6月15日から18日に行われるインターハイ予選。「目標は3種目でインターハイ出場。MVPも狙っていきたい。」と意気込む。あくまで照準はインターハイ。本気の女王が反撃の狼煙を上げる。
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