井上氏が当選 「手応えあった」
7月21日に投開票が行われた参議院議員選挙で、みんなの党から出馬した地元小田原出身の井上義行氏(50)=人物風土記で紹介=が、比例選で4万7756票を獲得し、初当選を果たした。
井上氏は「(国政初挑戦からの)4年間は、あっという間だった。今回は過去2回と比較し、手ごたえがあった。苦しいこともあったが、家族や多くの支援者がいたおかげで当選することができた。やっと政治ができる」と時折涙を見せながら、安堵の表情で振り返った。
翌朝4時に当確
比例選で4議席を獲得したみんなの党。開票速報を見守っていた井上陣営は、当落の確定が深夜から翌朝未明になると判断。21日の午後10時に一度事務所を解散し、翌22日の朝7時に当落に関わらず、再度集まることに。それでも多くの支援者が帰らず事務所に残った。最後の4議席目に滑り込み、当選確実の報が流れたのが、午前4時前。事務所は歓喜の渦に包まれた。
井上氏は1963年生まれ。千代小、千代中、相洋高を卒業し、国鉄に就職。その後内閣府に転身し、2006年には第一次安倍内閣の総理大臣筆頭秘書官を務めた。
自民 島村氏が圧勝
4議席を11人が争った神奈川選挙区では、自民党の新人・島村大氏(52)が約113万票を獲得し、トップ当選を果たした。以下、みんなの党の新人・松沢成文氏(55)、公明党の新人・佐々木さやか氏(32)、民主党の現職・牧山弘恵氏(48)と続いた。
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