MAZDAターンパイク箱根で自転車レース「箱根ヒルクライム」が5月24日に開催された。3年ぶりに復活した今大会を機に、地元有志たちが”小田原を自転車の街に”と動き始めている。
全国から約800人が出走したレースは、ターンパイクの早川料金所から山頂の大観山までの約14Kmで競われた。標高差は980mほど。参加者は必死にペダルを漕いで急坂を登っていった。市内成田在住の數馬(かずま)清宏さん(28)は「とてもきつかった。でも地元で大会があると参加しやすいのでありがたい」と話し、40〜49歳クラスで4位に入った扇町在住の大野直樹さん(43)も「新緑の中、気持ちよく走れた」と清々しい表情を浮かべていた。
2010年〜12年に行われていた大会は、小田原市職員・太田明宏さん(37)の呼びかけで復活に漕ぎつけた。
”自転車の街”へマウンテンバイクコースも
復活のきっかけは昨年8月。2020年開催の東京オリンピック・パラリンピックに向け、市の若手職員が小田原の取り組みについて考えた時だ。かつて小田原競輪場を担当していた太田さんも、自転車での地域活性を模索。「まずは中断していた箱根ヒルクライムを開催したい」と、知人を通じて協力を募った。自転車イベントなどを行う厚木市の(株)ウォークライドがそれに応え、主催者として大会を実現させた。代表の山根理史さん(39)は、「多くの地元ボランティアの方にも支えてもらい、いい雰囲気でできた。来年以降も続けていきたい」と継続に意欲的だ。
地域活性化へ4月に団体発足
自転車の街を目指す太田さんの道のりは、まだスタートしたばかり。今年4月には、市職員のほかにサイクルショップ・遠藤商会や地元関係者らとともに『小田原サイクリングプロジェクト(おだりん)』を発足。3年前から自転車を楽しむ太田さんは、「海と山がある小田原は走るのに最適。箱根や伊豆も近いので、サイクリストの拠点にもなる。名産の梅や柑橘類もスポーツにはいいですし」。
今回のヒルクライム大会の出場選手からも、小田原の評価は上々だ。市内をよく走行するという秦野市の山森正人さん(35)は、「海と山の景色を楽しめるのが魅力。幹線道路の道幅が広く、山あいの交通量は少ないので走りやすい」と話す。
久野の辻村植物公園近くでは、今秋オープンを目標にマウンテンバイクのコースづくりが進められている。
「大会を契機に、自転車を活用した地域活性化を進めていきたい」(太田さん)
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