兵庫県で7月24日から行われた全日本卓球選手権大会ホープス(5・6年生の部)女子シングルスで、菅澤柚花里さん(富士見小6年)が準優勝した。
今大会、第1シードで挑んだ菅澤さん。「勝って当たり前」というプレッシャーのためか、予選からサーブが決まらず、プレーに固さが出た。今年の全日本選手権を制した石川佳純選手の指導もする陳莉莉コーチから幾度となく「落ち着きなさい」と檄が飛び、何とか接戦をものにした。
「負けず嫌いの気持ちにスイッチが入った」と準々決勝以降は本来のプレーを取り戻し、勢いに乗る。決勝で国内の小学生では、唯一の世界ランカー、木原美悠さん(5年)にセットカウント0―3で敗れ、惜しくも日本一は逃した。
菅澤さんは「小学生最後の全国大会で、最も苦労した。準優勝できてうれしい」と振り返った。
初の国際大会へ
8月27・28日に大阪で行われる「東アジアホープス大会」に、菅澤さんは初の日本代表として出場することが決まっている。国際舞台を前に「海外の選手と初めて対戦することが楽しみ。やるからには勝ちにこだわりたい」と闘志を燃やしている。
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