「全国小学生タグラグビー選手権大会」の神奈川県予選が11月に行われ、小田原タグラグビークラブが2位となり、南関東大会への出場を決めた。2008年のクラブ発足以来、県代表に選ばれたのは今回が初めて。
県予選には、小田原タグラグビークラブから「オーシャンズ」「ウェイブス」「トリトンズ」の3チームが参加。その中のオーシャンズが予選・決勝トーナメントを勝ち上がり、11月23日の決勝まで進んだ。
主将の杉山裕規君(芦子小6年)を中心に、守屋智貴君(同)、井上輝海君(豊川小6年)、杉田菜々美さん(同)、田中陽雅君(御殿場南小6年)、小田涼太君(豊川小5年)、小野塚勇太君(矢作小5年)で挑んだ「日野小 暁」(横浜市)との決勝戦。「グラウンドを広く使って攻めることができた」と選手たちが振り返るように、相手陣地でプレーする時間が多く、押し気味にゲームを進めた。しかし、2対2の同点で終了。抽選の末惜しくも2位となったが、上位2チームまでに与えられる南関東大会の出場権を獲得した。
無念の銀メダル「次こそ優勝」
同クラブは今年4月の新チーム発足時、初めて”神奈川の頂点”を目標に掲げた。練習から選手同士の競争意識を高めた結果、県のトップまでのぼりつめた。 しかし、抽選の結果、選手たちの首にさげられたのは銀メダル。杉山君は「すごい悔しい。もっと練習して、次は優勝したい」とリベンジを誓った。
6チームが参加する来年1月の南関東大会では、2位までが全国へ進む。染矢慶太代表(55)は「当初の目標は達成したので、これからは新たなチャレンジ。上を目指したい」と話した。
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