今年1月1日から7日までの小田原市内のインフルエンザ感染者数が、昨年同時期の118人を上回る、130人だったことがわかった。
神奈川県では11月20日〜11月26日に、県内346カ所のインフルエンザ定点となる医療機関で1医療機関当たりの報告件数が流行開始の目安「1」を超えた。小田原市内でも12月18日〜12月24日には報告件数が流行注意レベルの基準「10」を超える13・20となり、県は12月28日に注意報を発令した。昨年は1月中旬頃に始まった市内小中学校の学級閉鎖は、1月9日現在報告はない。
浜町小児科医院理事長で感染症専門医の遠藤徳之さんによると、年末年始に休日・夜間急患診療所(酒匂)に発熱で訪れた患者のうち、インフルエンザと診断されたのは約3分の1。「この時点では流行の一歩手前」というが、「冬休みが明けて学校が始まり、今後増えていくのは間違いない」と話す。今シーズンの傾向としては、例年2月末頃から流行し始めるB型の罹患者数が早めに増え始めていることがあげられるという。
対策としては、飛沫感染防止のためマスクの着用や手洗いが有効。また、検査では感染が判明しないこともあり「インフルエンザと診断されなかったとしても関節痛や発熱などの症状が現れた場合には周囲との接触などに注意すべき」と遠藤さんは話している。
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