40歳以上の選手が出場するO―40サッカー大会関東大会神奈川県予選のリーグ順位決定戦最終戦が11月24日に行われ、Aブロック2勝1分けで首位の西湘ウイングスFCが12年ぶりに優勝した。
西湘は小田原市を拠点に活動するシニアサッカーチーム。Aブロック2位の相模原、Bブロック1位で昨年全国優勝した横浜、同2位で昨年度優勝の藤沢の4チームの総当たりの順位決定リーグに挑んだ。
最終戦は2勝の横浜シニアと対戦。引き分け以上で優勝が決まる横浜に対し、勝利が絶対条件となる西湘の大一番。試合開始から細かいパス交換でゲームを支配する横浜に対し、西湘は高い位置からプレスをかけた素早いカウンターでゴールを狙う。前半12分にエース田丸誠一選手が豪快に決め、先制。続く23分にも前線でボールを奪った田丸選手が再び落ち着いてゴールを決め、2―0で前半を折り返す。
後半、高さで迫る横浜にGK高橋俊介選手が好セーブを連発。PKで失った1点で凌いだ西湘が2―1で勝利。12年ぶりに神奈川代表の座を掴み、県1部リーグとの2冠を達成した。キャプテンの和泉学歩選手は、「みんなが伸び伸びとプレーし、若手とベテランが融合できたことが結果につながった」と振り返る。
今年のリーグ戦を12勝1分の無敗で優勝を決めた西湘は来春、神奈川県代表として関東大会に出場し、全国大会出場条件となる上位2枠を争う。
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