国連が定めた持続可能な開発目標SDGs(エスディージーズ)の普及啓発等を進める「おだわらSDGs実行委員会」が発足した。10月16日には小田原市役所で発足式が開催され、民間を主体とする10人の委員が集まった。
小田原市は7月、国のSDGs未来都市と自治体SDGsモデル事業に選定された。
委員会の目的は、地域内での普及啓発等の方策を検討・推進すること。2021年度までの3カ年を重点期間として、重点テーマを初年度から順に「知る」「一歩を踏み出す」「つながる」と設定。SDGsの理解から具体的な行動への後押し、領域を超えた連携等へと進めていく計画だ。
会長に就任した原正樹さん(小田原ガス代表取締役社長)は、「地域内の事業、商売、団体活動が継続して発展しながら地域の経済を回すことが、SDGsの根底に流れるテーマ。小田原の皆さまと活動していきたい」と意欲を示した。
発足式には加藤憲一市長も出席。「SDGsという枠組みができたことで各分野の人たちがつながり合い、全体が前に進んでいける」「皆さんの発議、アイデア、実践が小田原の未来を創っていくと受け止め、それぞれの思いを叶えていただきたい」と期待を寄せた。
この日、おだわらSDGsパートナー制度も発表された。SDGsの理念に賛同し、関連する取り組みを行う企業・大学・法人が対象で、第1次登録を11月6日(水)まで受け付けている。詳細は市ホームページまたは市企画政策課【電話】0465・33・1255へ。
小田原・箱根・湯河原・真鶴版のトップニュース最新6件
|
|
|
|
|
|