小田原市栢山の阿部花凛さん(17)の絵画作品が人気を集めている。
小田原養護学校高等部2年生の阿部さんは月に2回、小田原市久野のNPO法人アール・ド・ヴィーヴルのアトリエで、美術家の中津川浩章さんの指導のもと、アート活動を行っている。
同法人は、障害がある人が表現活動を通じて社会とつながり自分らしく生きることのサポートを目的とした組織。毎年展覧会を開催しているほか、メンバーの作品を文房具やカレンダー、名刺「つながるカード」のデザインに採用し、企画・販売を行っている。なかでも阿部さんの作品は完売が相次ぐ人気ぶりだ。同法人が製作するダイアリーの表紙にも7年連続で採用され、今年のカレンダーでは7月のイラストを飾っている。
色が重なり光を放つデザインの制作依頼も
阿部さんがNPO法人アール・ド・ヴィーヴルでアート活動を始めたのは、小学3年生のとき。同法人のワークショップに参加したことがきっかけだった。それまでは学校以外で絵を描いたことはなかったという。
ダウン症があり、生まれたときは心臓に重度の合併症もあった。手術を何度も乗り越えてきたが、「とにかくポジティブで、嫌なことを忘れるのが早い」と母親のまゆみさん。そんな阿部さんの内面を表しているかのように、鮮やかな色彩が特徴的な作品は、パレットの上で混ぜずに何色もの絵具を筆につけて描かれている。光に満ち溢れた発色は偶然ではなく、「思った通り」と話す。「きれいな色が好き。喜んでもらえるとうれしい」と目を輝かせる。中津川さんは「理屈ではなく、人の心に伝わる絵。才能を生かした仕事を切り拓いていけたら」と期待を寄せる。最近では、結婚式の席次表などのデザインを依頼されることも増えてきた。
絵を描くときはいつも、頭の中で音楽が流れているという阿部さんは、アイドルグループの嵐が大好きな女子高生。「結婚したい。お母さんみたいになりたい」と将来の夢を語った。
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