小田原市が12月20日(日)、市制施行80周年を迎える。新型コロナ感染症拡大防止のため式典は行わないが、資料展やインターネットによる市民参加企画など記念事業を展開している。
企画「未来に残したい小田原の景色」では市HPとSNSで投票を募った。候補20カ所から1位に選ばれたのは「海へと続くトンネル」。西湘バイパス高架下の通路から四角く切り取られた空・海・海岸が見える風景だ。2位「お堀に映る小田原城」、3位「小峯御鐘ノ台大堀切」以下20位までの写真は市HPで公開している。また市民からの「未来に向けたメッセージ」動画は12月20日に公開する。
地下街ハルネ小田原のハルネギャラリーでは、パネル展を来年1月4日(月)まで開催中。小田原駅周辺の時代ごとの変遷、家族連れでにぎわう小田原城址公園のこども遊園地や動物園等の写真や年表などを展示している。
東海道最大の宿場町としてその名を知られた小田原。明治時代の町村制施行で「小田原町」となり、1940(昭和15)年に小田原町と足柄町、大窪村、早川村および酒匂村の一部が合併し「小田原市」が誕生した。その後も周辺町村と合併を行い71(同46)年の橘町との合併により現在の姿となった。
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